無限に発散、それとも収束!?級数問題。
問題と答え
こんにちは。
オンラインスタディーのはぴまねです。
本日は級数の和についての問題を解きたいと思います。
問①:は無限大に発散するか?
問②:は無限大に発散するか?
答:①は発散します。②は発散しません。
①はどんどん小さくなるので発散しなさそうですが、、実は発散します。
②は①が発散するならば、同じく発散するのかと思いきや、こちらは発散しません。
意外ですね〜。
考え方
式変形して不等式。積分を利用して、図形的に考える。
など様々な考え方ができますが、
今回は式変形をおこなって、問について考えます。
問①:の場合
...
...
...
少し長くなりましたが、
不等式を利用するために右辺を少し小さい値で式変形する点がポイントです。
問②:の場合
...
...
...
発散しないことを証明したいので、右辺を少し大きい値にする必要があります。
級数和を解く場合は、掛け算を引き算の形にするテクニックが非常に有効ですので、
ぜひ覚えてみてください。
おまけ
さて、今回は級数和についての問題を取り扱いました。
いわゆるゼータ関数というものですね。
p=1の時は発散し、p>2の自然数の場合は収束します。
ご参考までに、縦軸がゼータ関数のグラフを共有します。
これをみると、p=1は右肩上がりでゼータ関数が上昇していますが、
p=2,3の場合は明らかに収束していることがわかります。
「バーゼル問題」でググっるとp=2の場合の収束値を計算することができますので、
気になる方は調べてみて下さい。
ここまで、記事を読んで頂きありがとうございます。
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以上、はぴまねでした!